【過去の傾向】
毎年注目しているレースなので前置きが長くなる。
前半3Fが57%に対し後半3Fが91%と1200mながら決め手が生きるレース。
2006年アストンマーチャンが2番手から抜け出し勝利、のちにスプリンターSを勝利したが、ここまで遡ってもこのレースを逃げ切った馬はいない。
2013年逃げたベルカントも番手でマークしていたホウライアキコに差され2着。
2016年2番手レーヌミノルが4角手前で逃げ馬を捉え(逃げた馬は最下位)直線でも上がり最速後続を6馬身ちぎったのは鮮烈であったがこれがのちの桜花賞馬。
あとは翌年2017年のモズスーパーフレア。ゴール直前まで粘ったが3番手のアサクサゲンキに差され7着に敗退ものちに快速馬として脚光を浴び高松宮記念を制す。
後の名馬でさえ逃げ切るのは難しいレース。
【展開・予想】
ペースは驚異の2.40でそれもそのはずほぼ逃げて新馬戦を勝利してきた馬が一堂に会す電撃戦。当然展開は差馬に向き夏の小倉を締めくくる最終週、内が荒れて外差しが決まると過去の傾向通りの舞台設定となっている。
キャリア1戦の脚質の判断基準は(馬に逃げることを教える必要は無いが)新馬戦で番手で我慢を教えられて直線で瞬発力を生かせた馬。
今年から2歳牝馬・牡馬とも55kg、過去の傾向で掲げた名前はほぼ牝馬でここでも快速馬とナムラクレアのような決め手ある牝馬に注目。
逃げ馬はここで大敗しようとのちの活躍馬が埋もれているかも。
決め手では⑦ビックドリームの瞬発力に注目、差なく⑥パッシングとなるが、外の8枠2頭に展開の恩恵があるか。逆転候補は上位評価で唯一の牝馬⑤キャンシーエンゼル。
新馬戦の番手で上がり2位を評価。
1頭穴馬を上げれば②フォルテローザ。メンバー中唯一の前走敗戦組の未勝利もレースは控えて直線は上がり最速、上位2頭は同じ牝馬で斤量が3~4Kg軽かった点は充分な敗戦理由とならないか。
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