2023/09/25

スプリンターズSGⅠ

 

【展開・予想とか】
前半3F(600m)と後半3F(600m)のみで構成されている電撃戦。今年のスプリント戦のペースについてはセントウルSの予想でまとめたので省略しますがさすがにG1で函館SSよりも速い流れが想定されるメンバーが揃いました。逃げ馬はトップスピードで突っ走り最後は脚が上がるけどそこからの持久力勝負な所もあり数字で評価するのが難しい。
昨年2022年高松宮記念は大波乱でしたが、前半3Fを1位評価とした⑰番人気キルロードを抜擢しこれが3着に激走。勝ち馬ナランフレグは推定上がり1位評価、前半3F3位評価のロータスランドが2着に入り馬連は万馬券、3連複は50万超え。
これだけ荒れても買い方次第で取れたよなぁ
が馬券購入方法の検討に入ったキッカケ。
その秋の昨年2022年スプリンターズS。
再度人気を落とした上がり1位評価のナランフレグが3着、前後半どちらでも上位勝負出来るウインマーベルを軸として前半2位のジャンダルムを相手に拾って高配当馬連的中。
このレースで選んだ所はもう人気を無視の展開のみでした。
敢えてのふり返りはそこで選び凡走した馬も、その後、全く人気無く好走しているという所。

2022年スプリンターズS
前半1位★テイエムスパーダ ④番人気15着
前半2位★ジャンダルム ⑧番人気1着
前半3位★ファストフォース ⑫番人気10着
前半4位★ウインマーベル ⑦番人気2着

後半1位 ナランフレグ ⑥番人気3着
後半4位★トゥラヴェスーラ ⑪番人気7着

前置きが長いが、ここで選ばれた馬がここで好走出来なかった馬を含めほぼ全てのちに重賞で2桁人気で馬券内へ好走している。

何故か、それは総合的な能力としては評価が出来ないがスプリンターとして突出した能力を持っており全てのレースに置いて発揮出来るかどうか解らない。
この日は内前有利と言う条件でナムラクレアが外差しを選び届かなかったと言うだけで単純に力負けでは無かった事を補足。

馬券的には的中も予想上位5頭中3頭を差し替えた事。そんな神業が毎回出来るはずも無く、予想スタイルを再び再検討する事に。

で、今年の高松宮記念。
結果は見ての通りで省略も控えて新たな一面を発揮出来る様になった前後半だけでは評価できないはずの⑬番人気のファストフォースを3位評価で抜擢でき同じくナムラクレアを軸に据えれた事。
これもどちらかと言うとみるからに偶然の部類。
で再度検討を余儀無く。
昨年のスプリント戦は選んだ人気のない所がほぼ全て4着と泣かされました。
結局はハナ差負け、けども勝つのもハナ差で良い。大抜擢もありですね。

終わってからなんとでも言えるあとがき
今回想定外から引っ張るのを控えました。
理由は昨日の中山1200mの2戦が内前決着であること。ジャスパークローネはいつも外なのにテンのダッシュで負けない事。この馬が引っ張ると追走できない差し馬の出番が無くなる事。
上がりは34秒後半から35秒前半、このメンツで、バテてもそれでも前と言うのが最終予想でした。
まわりくどいですが、アグリは後方待機とかしない限り負ける要素が無いと言う事。
前走は出遅れたので仕方ないですが故意に控える事まで予想出来ない。この騎手ならあるか…
レース自体は楽しめましたが実際ナムラクレアでさえ切って結果的にジャスパーが残れた様に後ろの出番は無く普通に勝ちにいくなら前で行くと判断したので仕方なしです。


シリウスステークスGⅢ

 

【展開・予想】
後半3F85%に対し前半48%と決め手必須のレースでありながらペースはやや緩く上がり上位2頭を軸に据えた以上、1頭加えて狙いたいのは内前取れる⑧④①。①キリンジは毎年注目している兵庫CS2着馬、地方重賞で2戦連続連対と離されたが実績面で評価、加えて阪神2勝と距離も問題無い。④ヘルラドバローズは意外と人気なく前に行ける大飛びはこの馬だけで出世レース仁川Sの2着馬。これを加えた阪神3-1-0-1も後押し。先の2頭との比較でやや見劣る⑧サンマルレジェンド。阪神で1勝も距離伸びた1900mで2戦ともに惨敗と人気にも距離不安が反映している感。セールスポイントはここでもハナで行ってどこまでの勝負ができる点と2走に1回人気を落とした時がここ最近のこの馬の好走パターン。地方実績とはいえメンバー最多の9勝馬、再度55kgが生かせる前の展開と距離克服で。

決め手が生きる展開なら②⑥③。
特に③ヴァンヤールは東海S空馬1着よりずっと推奨して来た。強い馬と差の無いレースを続けて来ただけに実績上位で得意の右回り。外差し馬場で再度上位は十分も同型が多く、今回は展開内前決め打ちで切ってみる。

最後に1頭。
前走⑧を推さえて主導権を握り穴を開けたのが初芝であった⑦アイコンテーラー。
昨年ジュンライトボルトも芝からの転向でBSN賞ステップで頂点まで上り詰めた。
芝からの転向馬の活躍目立つレースでもある。
牝馬の好走少ないが直近5年で牝馬の出走は二桁人気の1頭のみ。
気になるのは性別では無く初斤量+1.5Kgの55.5Kgと牡馬なら57.5kgのハンデで直近3年の中京から阪神に戻る点。
右にあまり良績なく直近3年が左回りであったことで好走ステップが目に見えて変わってた点は注意。
ここで凡走しても本番で一発を狙いたいタイプで覚えておきたい。


2023/09/19

オールカマーGⅡ

 


【予想】

展開、枠順が②タイトルホルダーを不動に。
中山の時計が速く決め手生きる流れも今回は内前有利の展開に。逆転狙う前組が外枠でペースはやや前に恩恵。番手候補でこの条件が向く⑮ウインマリリンを狙いたいタイミングでしたが今回は斤量に加え大外枠順とクリアすべき課題が多い。⑪岩田が狙うのは前かインか、前なら外を回り、インならその他に前を譲る形、それでも岩田はインか。そうなると内前で一発狙いたいのは⑮⑭⑤の3頭で絞れば⑤アラタ。まだギアを隠している⑬ローシャムパークが突っ込んで来る展開を捨てきれずも展開予想を全面に出し切りたいので⑤アラタの流れ込みは一考。


2023/09/18

神戸新聞杯GⅡ

 

【予想】
上がり勝負のレースもペースは行く馬おらず少し緩い。なら当初予想◎サヴォーナを③サトノグランツに変えても良いか。一発穴は⑧マイネルラウレアが捨て難いが、前に行って切れれば当初から気になっていた④ロードデルレイに良いところも。

2023/09/11

セントライト記念GⅡ


【過去の傾向】
後半3F77%に対し前半45%と展開は差し馬に向く。意外と頑張る先行組、このレースがキタサンブラック飛躍の第一歩となったが正直ここを勝っても未だキタサンブラックの『後の活躍』には気付けなかった。どちらかと言えば後の神戸新聞杯に主力組が集まり菊を見据えた関西馬の出走は少なめ。東京優駿から秋緒戦始動レースで一夏越して惨敗から大きく成長し巻き返して来るパターンも多い。その年の出走馬レベルに依存はするが先行力、決め手以外にスタミナが重要視され加えて中山巧者、騎手の判断力の出番もあり、2000mを超えると素質を見抜くという数字で判断出来ない要素が多分に有ることを前置き。

【展開・予想】
既にお手上げみたいな予想になりましたが
救いは私と同様お手上げの馬がいる。
距離2200mはごまかしが効かない距離と言われてるかどうかは知らないですが、例えば2500mの有馬記念、マイラーが来たりします。
何故かごまかしが効く。
2200mでマイラーが来るイメージが無い。
どうしもごまかしが効かない。
まずは、ソーリオリエンス。
3冠で一番難しい皐月賞勝ち馬、ダービー2着。
3冠さえ狙えた逸材を馬券の妙味で切る。
これをやると予想の根本が崩れそうで。
2冠のレース見直すとこの馬が通った所はロスだらけ。悪口を言うと今の所上手に競馬をしていない。皐月賞は1枠①番で直線で殿、大外から差し切りとか常識を逸脱。ダービーでは大逃がありましたが馬群で控えロスは無いか。タイミング1つの差で2冠を撮り逃したとだけ。脈略ないですが世代トップクラスに違いは無くスムーズな競馬ができれば更に他との差が開く可能性。距離に不安が無いので中心。
前置き長いですが要点はこの馬以外の候補4頭全て距離の不安有りです。もし長ければ馬券内を外しても不思議ない。
逆に候補外で距離不安が無さそうなのが①キングズレイン、阿賀野川の2頭、絶好枠引いた②セブンマジシャンを狙いたい。
いつも失敗していますがその結果なら外しても納得がいくと言う所。

ローズステークスGⅡ

 

【過去の傾向】
2015年のミッキークイーンからローズSステップの秋華賞馬がいない。
2016年に何が起こったのかは第1回から秋華賞は観てるので結構明確に説明出来る。
まずは紫苑Sが重賞に格上げされたのが2016年。
この年の秋華賞は紫苑S組でワンツー、翌年は紫苑Sの優勝馬が秋華賞馬となり1週余裕ある紫苑Sに注目が集まる。さらには2018年のアーモンドアイ。優駿牝馬直行ローテで2021年まで全てこれ。
(優駿牝馬直行が全て秋華賞馬)昨年こそ秋華賞馬は直行で無かったが紫苑S優勝馬、更に直近3年が中京開催となったローズSにトドメを差した感。
夏の上がり馬vs春の実績馬とよく言われるが断然春の実績馬が上で3つの路線に分割された現在、ローズSの出走馬に本番に繋がらない結果がある事は予想では無く事実。
ただ、このレース自体のレベルがどうこうとか楽しめないと言う意味では無く久々の阪神開催でちょっと抜けた馬の出走、上がり馬の物色、ここでピークの優勝馬より、権利を取った3着馬が本番でも健闘などの傾向、基本決め手勝負のレースで一発逃げがあるとこれらを承知の上で予想をすると配当的にも楽しめるレース。

【展開・予想】
(2001年から過去の集計で直近3年の中京は一応除外)
⑧ユリーシャ、外となったが⑭コンクシェルが速く、枠順よい③レミージュ、④アリスヴェリテと行きたい馬が揃った。加えて出遅れ懸念していたラヴェルがオークスでは逃げの手と脚質転換、どれが鼻かは微妙も行ききった際の残り目は充分、但し速い流れでこのレース傾向通り差馬有利の展開を想定。上がり勝負と言いがたいのが開幕週同様に馬場は良く前がなかなか止まらないことにある。
過去の傾向で後半3F85%に対し前半3Fが44%あり、前に行った馬が結果上位の上がりをマーク。ホエールキャプチャ、ジェンティルドンナ、ヌーボレコルト、カンタービレなど番手でレースを進め上がり上位と力の違いを見せつけるので後方一気というケースが少ない。
4角10番手以下での上がり決着は2013年、2015年の2回のみ、どちらにしても速い上がりは必須でメンバー4番手以上の決め手が発揮できれば馬券内のチャンスは充分。
怖いのがダートを使ったシャトーブランシュ、タガノエトワール、ラピットランなどメンバー最速上がりで「勝ち負け」まで突っ込んできており、こんなタイプがいれば狙っても。
切れ味無いタイプで逃げ込んだのはリラバティ、クロスコミア、カワキタエンカ、中京であるがエイシンヒテン。
共通点は夏の上がり馬では無く、いかにも不利な阪神マイルのGⅠペース既に経験した馬。
前走で1勝クラスを勝ち上がったばかりという馬では無かった。
内3頭が10番枠より外からの発走で逃げを決め込んでのスタート。内が当たったクロスコミアやリアアメリアは結果的に上がりも上位と内ならさらにの恩恵がありそう。
決め手でキメウチなら①フォーチュンコード、⑫マスクトディーバ、⑪ココナッツブラウンの末脚に掛ける手もあるが区分では未知すぎる上がり馬の部類でパンチ不足の可能性、上位の決め手発揮なら一発期待は有り。
今回は予想以外に1頭決め手無い玉砕タイプを1頭加えて狙います。
最後に触れるのを控えた①番人気ブレイディーヴェーグ。この馬こそ、関西、輸送、右回りと初物づくしで戦って来た相手を観てうーん。
立場はあくまでも1勝クラスの勝ち上がり。
それでもここで評価が高いのは、この馬の鋭い決め手とタイムの速さ。自由の女神に敵が居ないのでクリアして欲しい関門。
最後に一言。名前間違いやけど週末まで名前を覚えられない馬は今年この馬が初めてw



2023/09/03

京成杯AHGⅢ


【展開・予想】
裸同然51.0Kgで狙いたくなるグラニッドの逃げ切りに期待したい気持ちはわかる。
それでも逃げて一発を狙うのであれば57Kgでも1つ内に入った⑥シャイニーロック。
3月のマイラーズCで勝馬と0.1秒差の4着。スローで狙ったあれは惜しかった。

今回ペースを上げるのはこの2頭で行った行ったも無いことは無いが期待値としては3番手、ラインベックが止まった2頭を交わして抜け出すシーン。
ペースは5.93とやや早く、前が総崩れの展開になれば関係ないが母アンナモンダ、兄弟にアンナドンナがいる⑧アスクコンナモンダや④メイショウシンタケが届く。
速いペースで穴馬推奨されそうな逃げ馬には逆らってみるのもあり。

セントウルSGⅡ

 

【展開・予想】
ペースは5.90としました。
距離が長くなると騎手の駆け引きと技量が加わり正直流れが読みにくく苦手。
そんなこんなで考える間もない電撃の1200mとマイルは楽しい。
展開一つでゴール直前画面が一転、逃げ馬、差し馬どちらも一発が狙える。
このレースがほぼ最後のスプリンターSに直結しており今回もそれなりのメンバーが揃った。
予想の前に少し振り返りたい1200mこれまでの直近重賞。
勝手な予想ではあるがペースが速いと思った順に並べると、函館SS(5.53)北九州(6.25)キーン(6.47)CBC(7.75)1200mとしてはペースが緩いと判断した北九州記念とCBC賞はジャスパークローネが逃げ切り。キーンランドも逃げたシナモンスティックが残り波乱。全て人気の差馬が苦戦したレース。そんな中で速いと想定した函館SSではキミワクイーン、トウシンマカオの決め手が嵌るという流れは展開とペースが読めてこそ。

本題に入ると今回速いのは⑧アグリ、⑪テイエムスパーダ、初のスプリント④ドルチェモア。その内2頭は全く人気が無いので狙いとしては相当面白い反面⑥ビックシーザーや⑤ジャングロもしっかりポジションを取ればったり止まるタイプでは無く今回は予想圏外の逃げ馬を控える。

今回は決め手が光る⑦エイシンスポッター、マイルでダメ、ダートでダメ、やっと見つけた適性が1200mというモリノドリームが画面を一転させるシーンを想定する方がスマートか。



紫苑ステークスGⅡ

【過去の傾向】
秋競馬開幕、第1戦は秋華賞トライアル。
近年ローズSより中心視されるのがこの紫苑ステークス。
直近3年は前走優駿牝馬からの直行組が優勝と夏の上がり馬より春の実績馬が優勢。
今回の直行組は③ヒップホップソウルと⑮エミューの2頭で軽視はできない。
内前イメージの開幕中山競馬場、重賞となった紫苑ステークス勝馬は全て馬番が二桁で傾向は外有利。但し、殆どの優勝馬が5番手以内でレースを進めており何故か傾向は外前。
この条件を備えた上位評価馬は⑩ソレイユヴィータ。
【展開・予想】
ペースは5.41と開幕週とやや前掛りと決め手を重視したい。⑯アップトゥミーの瞬発力に期待。
1勝クラス勝ち上がりで春の実績馬から見劣るも兄に先週の新潟専用機がいる血統。道悪はプラスとは言えずどこまで回復するか。
この世代はリバティーが居るので既にちぎられた馬の評価低めも、オークスを見た限り2番手以下は横並び。フラワーCの中山重で切れた2頭は再度強敵。圏外から一発狙うなら切れあるシランケド。前なら同条件の新馬で差のない3着。行き切ればマーゴットミニモ。展開なら前者、傾向なら後者。但し出走登録馬を見た瞬間、ヒップホップソウルとエミューは別格。ハービンジャーの前者に将来性、馬体が寂しいが中山なら後者。
ピックアップは複勝枠なので切った人気馬は敢えて選びたく無いですが出来るだけ人気と馬券は切り離したいのが心情。
今回は馬場が鍵を握るのでピックアップは名前を出した候補から直前に考えます。
当初予想から浮上したのは⑦ミシシッピテソーロ。馬体無くワンパン足りないイメージで前走勝利も剛腕川田が無理やりねじ込んだもの。あれが刺激にならないか。一時は418kgも今回440kgを超えてくると成長分に期待。

2023/09/02

新潟記念GⅢ

 

【展開・予想】
小倉と相反してペースは8.54のドスロー。
昨年の様な4角先頭で回ったカイザーバローズが長い直線でカラテの一刀両断、大外から高齢でもユーキャンスマイルが追い込んでこれる長い直線上がり32秒台が出る新潟競馬場。
当然狙いは決め手ある差し馬となるが、今回のメンバーは先に記したように相当後ろ掛かり。外から切れ込んで単騎でいけば、後ろはタイミングを計った団子状態の差し馬ばかり。
ゴール前で粘る⑪バラジの残り目は充分。内に入ったのがどうかも、このレースでは少ない3歳出走馬、③ノッキングポイントに逆転の目。このメンバーなら主導権を握ることも考えられ再度秋のGⅠ戦線へ返り咲く。夏も終わりで最後も牝馬、サリエラとずいぶん格は落ちるが軽量と前走の決め手評価でファユエン。
穴馬を1頭上げるとすると、「ステイヤー」のイメージから最近「新潟」にしか見えないユーキャンスマイルが突っ込んでくるシーンも一考。

【あとがき】
ノッキングポイントがG1戦線に返り咲く。
この予想はブライトワンピースのデジャブが後押しした。
ブライトワンピースの成績( )はノッキングポイント。
毎日杯1着(2着)
東京優駿5着(5着)
新潟記念1着(1着)
菊花賞4着
有馬記念1着
覚えていれば有馬記念で一発を狙う。
その為には菊花賞で目立たないで欲しい。
と言うか、盲点となりそうな菊花賞こそ
勝負気配もある。今の所距離への対応力は未知数、掲示板内に好走する可能性は十分。
クラシックの上位馬がいるが古馬混合重賞を勝った3歳馬はまだノッキングしかいない。このストーリーで有馬記念は夢で無いかも。



2023/09/01

小倉2歳SGⅢ

 

【過去の傾向】
毎年注目しているレースなので前置きが長くなる。
前半3Fが57%に対し後半3Fが91%と1200mながら決め手が生きるレース。
2006年アストンマーチャンが2番手から抜け出し勝利、のちにスプリンターSを勝利したが、ここまで遡ってもこのレースを逃げ切った馬はいない。
2013年逃げたベルカントも番手でマークしていたホウライアキコに差され2着。
2016年2番手レーヌミノルが4角手前で逃げ馬を捉え(逃げた馬は最下位)直線でも上がり最速後続を6馬身ちぎったのは鮮烈であったがこれがのちの桜花賞馬。
あとは翌年2017年のモズスーパーフレア。ゴール直前まで粘ったが3番手のアサクサゲンキに差され7着に敗退ものちに快速馬として脚光を浴び高松宮記念を制す。
後の名馬でさえ逃げ切るのは難しいレース。

【展開・予想】
ペースは驚異の2.40でそれもそのはずほぼ逃げて新馬戦を勝利してきた馬が一堂に会す電撃戦。当然展開は差馬に向き夏の小倉を締めくくる最終週、内が荒れて外差しが決まると過去の傾向通りの舞台設定となっている。
キャリア1戦の脚質の判断基準は(馬に逃げることを教える必要は無いが)新馬戦で番手で我慢を教えられて直線で瞬発力を生かせた馬。
今年から2歳牝馬・牡馬とも55kg、過去の傾向で掲げた名前はほぼ牝馬でここでも快速馬とナムラクレアのような決め手ある牝馬に注目。
逃げ馬はここで大敗しようとのちの活躍馬が埋もれているかも。
決め手では⑦ビックドリームの瞬発力に注目、差なく⑥パッシングとなるが、外の8枠2頭に展開の恩恵があるか。逆転候補は上位評価で唯一の牝馬⑤キャンシーエンゼル。
新馬戦の番手で上がり2位を評価。
1頭穴馬を上げれば②フォルテローザ。メンバー中唯一の前走敗戦組の未勝利もレースは控えて直線は上がり最速、上位2頭は同じ牝馬で斤量が3~4Kg軽かった点は充分な敗戦理由とならないか。



札幌2歳ステークスGⅢ

 


展開.予想
ペースは2.89と速いと想定し決め手勝負の決め打ちです。スタート直ぐにコーナーでスピード乗りにくく隊列決まるまで少頭数で入れ替わり激しくなれば最終はコーナースパート直線勝負。
乱ペースで前走同様に我慢が効けば直線では⑦ギャンブルルーム、決め手だけならパワーホールも差はなく。
時計平凡で切り予定の①番人気⑨ガイアメンテのレース映像を念のため確認。重馬場で立ち遅れながら早めに先団に取り付き、直線は大きく見せて、好みの大跳び、1頭だけスケールが全く違う…
年に何頭もいない大器や無いですか…
1頭穴を考えていましたが人気でも⑨ガイアメンテ。まだキャリア1戦でこの時期でそこまで褒めて良いかやってみないと解らない部分はありますが480kg台と馬格も有り重馬場のキャリア1戦でさすがにmarginで評価出来ないですが切る理由は無いですね。

セントウルSGⅡ