2024/10/22

天皇賞(秋)GⅠ

 


【過去の傾向】
前半3F率42%に対して後半3F率が76%と東京競馬場らしい上がり優位のコースも時折ある先行馬の好走はこのコースの特殊性にあり内容は省略もこの同条件で組まれる重賞がフローラSのみと牡馬が出走できる重賞は無い。過去に天皇賞(秋)に出走していない馬の殆どが初めて経験するコースとなりリピータ-の多いこともうなずける。①番人気は馬券内率68%とまずまずで⑦番人気以下の好走は58%(小波乱)で過度の人気薄は避けたいところ。6歳以上の高齢馬は不振といわれ実際2013年のエイシンフラッシュ(5歳時は1着)迄遡るが1996年以降馬券内に好走した6歳以上の馬は5頭おりその5頭全て前走で重賞1着と全盛期を過ぎた高齢馬ではなかった。内枠は基本的に優位であるが記録している1993年以降馬券内の多い馬番順は⑦-⑧-①-④⑥⑨-②⑫となり⑦番は11回、②⑫番は7回。1度もないのがなぜか⑪番のみ。中間枠も好走が多く外枠は揃わない頭数の関係とも見て取れる。近走の成績で評価は下げた⑩ダノンベルーガと⑪ジャスティンパレスはこのレースで好走したリピーター。このコースで条件戦を含め勝ち鞍があるのは③ノースブリッジ、⑨ホウオウビスケッツ、⑩ダノンベルーガの3頭。さすがに⑫リバティーアイランドが崩れるシーンは想像しがたいがこのコースで0-2-0-0、2000mでは2-5-1-0の好枠⑧キングズパレスまでこの条件であるが故の結果は想定しておく。

皆騙された1999年
騙されたと言うと語弊があるので翻弄されたと言い換える。この年に宝塚記念を勝利したのはグラスワンダー。2着スペシャルウィーク、3着ステイゴールド。後の秋天に勝馬は参戦せず2、3着の2頭で決着しながら馬連が万馬券。何故そんな事が起こったのか。武豊がいつもの『覇気』が無いと言ったのを皆が鵜呑みにした。翌年は宝塚記念の1、2決着。昨年はスルーセブンシーズがいなかった。あとは札幌記念というのが痛い目にあった時の天皇賞秋。こればっかりは解らないですが今回は活気が無いとコメントあった①を切るのをやめておきます。


スワンSGⅡ

 


2024/10/14

菊花賞GⅠ

 


【過去の傾向】
2021年~2022年が阪神開催で少し違う傾向もありこれを除いた11年で集計。
前半3F率27%に対し後半3F率が94%と上位の上がりが必須。結果的に距離が持たない馬が失速しているので切れる脚というより最後までばてない持続力が必要。①番人気は馬券内82%と信頼でき⑦番人気以下は73%と中波乱傾向。内枠は⑥番までの計算で31%と標準も、実際はほぼ④番以内の数字で好走率は高め。ステップはセントライト記念組が4年連続馬券内で2着馬が4頭。ディープ記念も優勝馬が4年連続馬券内とこれら共に該当するのが⑨コスモキュランダ。神戸新聞杯組は着順よりも後半3Fの上がりが重要で馬名色分け1位・2位を表示。今年の上がり最速は4着オールセインツで出走叶わず。2位が⑪ショウナンラプンタ。別路線の注目は阿賀野川特別勝ちの①ピースワンディック。前走はスタートから善臣と喧嘩しながら勝利と好枠と連勝の勢いがある。クラシックには出れなかった⑯ヘデントールも既に新馬戦で皐月賞馬と好勝負をしており5戦連続①番人気で日本海S勝利、今回8枠④番人気というところまで昨年のドレッツアと被る。魅力ある馬は多いが最終予想での6番手評価は③アスクカムオンモア。2戦目の未勝利で負けているが実は勝てていた。油断の原因は想定以上のオールセインツの末脚にあり北村友一騎手には同情。予想とは関係ないく再度めぐってきたチャンス。ついでにオールセインツの分まで頑張ってほしい。

富士ステークスGⅡ


【過去の傾向】
前半3F率36%に対し後半3F率79%と1800mの毎日王冠、府中牝馬と比較すると上がり上位馬の活躍が目立つ。相違点としては内枠の好走率31%と低めで①番人気も50%も頭あって紐なし感とやや不安。⑦番人気以下が馬券内64%と中波乱傾向。
直近5年の馬券内は全て後半3F5位以内。想定1位の⑯ジュンブロッサムはここ10戦全て①番人気で大崩れなく良馬場なら全て4着以内。敢えての不安点は崩ない4着。⑥ジェイパームスは3連勝後の去勢がどちらに出るか。⑬タイムトゥヘヴンは56kg以下での爆穴。相性良いのはマイル GⅠとマイラーズCで直線ばらければ去勢3戦目⑤エアロロノアに出番も。

2024/10/07

府中牝馬SGⅡ


【過去の傾向】
前半3F率45%に対し後半率が69%と毎日王冠同様先行馬の好走とリピーターが多い東京1800m。①番人気は馬券内57%とやや信頼性に掛け2001年以降勝馬が4頭と少ないところが相違点。⑦番人気以下の馬券内が79%と単穴を含む中波乱レース。馬番に大きな傾向はなくも内枠が45%と高く直近6年4枠(青)が連続連対中。



2024/10/06

秋華賞GⅠ

 

【過去28年の傾向】第1回~
前半3F率27%に対し後半率81%と秋華賞は牝馬の瞬発力を評価。①番人気馬券内は61%でまずまず。これより⑦番人気以下の好走率75%がやや高く中波乱傾向。近年優駿牝馬直行がトレンドで第1回(1996年)のロゼカラー「4着から」を除き馬券内好走は全て優駿牝馬3着以内からの直行。加えて無敗のカワカミプリンセスを除き全ての馬に、桜花賞か阪神JFで4着以内のGⅠ実績があった。これらを満たすのが⑭ステレンボッシュでこれまでは全滅の満たさない組に⑤チェルヴィニア。これらを満たしていながら秋華賞で惨敗した2018年のラッキーライラックもいるので牝馬直行の壁は厚く、乗り越えた馬は牡馬とも対等に戦えるクラスとなる。
評価6位が同タイムの為、過去人気薄の共通点を記載。※上位人気馬は省略
2011年以降⑥番人気以下の馬券内好走は7頭。共通点としては優駿牝馬8着以内(該当:⑪ランスオブクイーン)ローズS5着以内(該当:⑮セキトバイースト・タガノエルピーダ)3歳以上2勝クラスを勝利※タイム差無しを含む(⑦チルカーノ・⑪ランスオブクイーン)
いわゆる主要レースで大差なく巻き返せる範囲という解りやすい共通点。

これまでであれば、2冠共に連対の⑭ステレンボッシュ、オークスは距離と巻き返したクイーンS勝ちの⑧コガネノソラあたりを狙っていたがどうか。



凱旋門賞GⅠ

  ※データ不足の為馬券購入は無し(結果のみ掲載) 

2024/10/02

京都大賞典GⅡ


【過去15年の傾向】
前半3F率49%に対し後半3F率が82%と高く前に行ってもメンバー上位の上がりが必要。馬番②番が8回、⑦番が6回、⑥番が4回と続き内枠好走率53%は高め。①番人気は馬券内67%とまずまずも2016年のキタサンブラック以降勝ち星なし。
舞台は阪神から昨年より京都へ戻るも競馬場に関係なくリピータは多め。直近4年はスタート5番手からメンバー4位以内の上がりでの連対パターンが続いており初の59kgを背負う⑪ブローザホーンよりも①サトノグランツがポジションで一歩リード。絶好枠を引いた②ケイアイサンデラはここでも逃げか番手の競馬ができ穴候補も過去②番の8頭全てが上がり3位以内で深読みし過ぎの嫌いはあるがやや傾向とは合わない。対して同タイム評価となった⑥スマートファントムは前走⑭番人気の春天でもメンバー上位の決め手を評価しておりイン差しができる点でこのレースの傾向と合い同率の為入れ替え。更に範囲内で入れ替えたいのが⑪ブローザホーン。新馬戦55kgを含み斤量が1kg増えるたびに連対を外している。2戦目以後克服しているのが馬体重420kg台のこの馬を賞賛するところ。長く良い脚がセールスポイントであるが上がり最速評価で過去33秒台を一度も出していない点で外枠、初の59kg、①番人気克服は不利と判断。有馬記念は◎。今回だけは買い目を⑥と入れ替えたことを克服すれば反省。


2024/10/01

毎日王冠GⅡ

【過去15年の傾向】
前半3F率51%に対し後半3F率が69%と東京で1800mに限っては先行力が生きるパターンがあり直近4年はそれなりに人気もスタート4番手が馬券内に好走。①番人気は73%と信頼性高く京都大賞典と異なる点として勝利数も多い。さすがにこのメンバーでは⑨ローシャムパークは負けられないところ。内枠の好走率が51%と高く今回内枠を引いた逃げる①ヤマニンサルバムと番手の②ホウオウビスケッツは好勝負期待。これまでであれば昨年同様ラジオNIKKEI賞勝ちの上がり最速評価⑬オフトレイル、好相性エプソムC2着の③ニシノスーベニア、復帰後に化けた称した⑫ヨーホーレイクを抜いていた。当初高く評価していた⑪シックスペンスは、ダービー敗戦が単に距離か東京合がわない中山巧者か今回は連下までで1度確認したい。

 

セントウルSGⅡ