2022/05/24

東京優駿GⅠ

 

【予想】
⑫ダノンベルーガ
共同通信杯で強い勝ち方をした馬の実績は過去の傾向通りで敢えて記載しない。
理想的なローテで皐月賞はあくまでもステップで勝負はここ。
⑮ジオグリフ
共同通信杯は2着に敗れたが初の57Kgトップハンデでの好走馬はそういない。
①番人気、トップハンデ馬敗戦ジンクスさえも打ち破り皐月賞馬となった馬。
のど鳴りの影響、勝負は皐月賞であったが、皐月賞馬が軽視をされると怖い。
⑬ドウデユース
阪神に移行した朝日杯FSは何故かクラシックと無縁といった矢先に2020年サリオスが2着、2021年ステラヴェローチェが3着に好走。
マイル適正はぬぐい切れないところ皐月賞ではメンバー最速の上がりで3着。
後ろからでは再び届かない可能性も皐月賞上位馬で上位の上がりを使ったのはこの馬だけ。
⑱イクイノックス
東スポ2歳Sを勝った時点ではだれもがこの馬がダービー馬と言ったはず。
因みに東スポ2歳を➀番人気で勝った馬は敢えて列記せずとも基本ここで勝ち負けの実績。
ましてやその勝ち方がぶっちぎりとなればここでも勝ち負けは必然。
馬名の「イクイノックス」は昼と夜の時間がほぼ同じという意味らしい。
余談であるが誕生日を見ると3月23日で納得のネーミングセンス。

東京優駿の歴史を考えても上記4頭どの馬が勝っても納得できる実績馬。

【別路線!京都新聞杯!】
京都新聞杯のあとがきで触れたが、過去10年で4頭が馬券内に好走し内2頭がまさかの1着。
そのうち3頭が何故か最内の➀番枠に収まった。
2013年 ①キズナ 1着(①番人気)
2015年 ①サトノラーゼン 2着(⑤番人気)
2019年 ①ロジャーバローズ 1着(⑫番人気)

そしてもし今年切れ者ヴェローナシチー(京都新聞杯2着)が①番枠に入らないかと期待すれば抽選漏れ。代わりに➀番枠に入ったのが京都新聞杯1着のアスクワイルドモアなので偶然とは言え何か出来過ぎの気もするが終わる前に一応書いておく。
東京優駿と言えば本来は内伸び。常に波乱を期待しているのであくまでも荒れた際は内前があるよということを頭の片隅に。

【2019年結果】

予想と馬券は少し違って思う馬の持ち味と個性を存分に発揮してほしいところ。
裏データの推すアスクワイルドモア、無敗の毎日杯優勝馬ピースオブエイト、この距離を経験する数少ない連勝馬プラダリア、どれも買いたいですが我慢。
馬券がはずれるときはイクイノックスにぶっちぎって欲しいが⑭デシエルト!
変に内に入らなかったことで穴人気もない。
皆をあっ!と言わせる逃走劇をみせてもらいましょう。

【終わってから何とでも言えるあとがき】
それぞれの馬が持ち味を生かした久々に良いレースが観れました。
皐月賞5着以内のメンバーがそれぞれ1~4着と順位が変わっても上位陣は揺るがず。
正攻法で逃げた⑭デシエルトの1000m通過は1:58.9と速すぎたがこれは仕方なし。これを枠順も味方し楽に追走できた2番手③アスクビクターモアに「ロジャーバローズ」の再現がよぎりましたが、ゴール前はさすがに3強が迫り、見るからに荒れた内から外に出した斜行すれすれの③アスクビクターモアに技あり。3強を崩す3着に粘り込みこのレースらしい内前の波乱をやってのけました。◎⑭デシエルトですが1点抑えたのは予想内の③⑬。
間に入ったのは無印ですが3強決着なら勝ってほしかった⑱イクイノックスなので仕方ないですね。
東京優駿が競馬の区切り、明日からまた新しい1年が始まります。

葵SGⅢ

 

セントウルSGⅡ