2021/04/29
2021/04/20
皐月賞(番外編)
【終わってから何とでも言えるあとがき】
競馬は「強い馬が勝つ」というがこれは誤りで
「勝った馬が強い馬」という格言がある。
では新馬戦でアーモンドアイに勝ったニシノウララが強いのか?
とかデアリングタクトに勝ったギベオンの方が強いのか?
などと突っ込みが入る。
展開や馬場、有利な枠や得意なコース、条件が替わると決して強い馬でも毎回勝つの難しいが少なくともGⅠなら運までもが味方しても勝った馬が強い馬で良いのではないかと思う。
前置きはさておきいつも書いている「あとがき」は負け惜しみでは無く来年以降参考になることを結構書いている。結果が解かってからなら過去と共通する項目が見つけやすくその後も繰り返されることが多いので是非覚えておきたいが翌年は完全に忘れているのでメモとして残している。
過去のメモを見直すと⑧番ダノンザキッドが負けた理由も少し。
2017年皐月賞でアルアインが勝った年、①番人気に推されたのは牝馬⑧番ファンディーナであったが覚えている方も少ないのではないか。
無敗の3連勝で3走すべてがメンバー最速の上がりという内容が過熱したのは仕方ないがこの時の予想で不運の枠順にふれていた。
皐月賞では1990年以降、馬番⑧番⑨番⑩番⑪番のみ優勝馬が出ていない。
それ以外の馬番は全て優勝馬が出ているので連続する4つの馬番から優勝馬が出ていないのは偶然としても面白い。
特に⑧番枠は連対馬すらおらず①番人気でも2015年⑧サトノクラウン、1997年⑧メジロブライトと馬券外に消えているので①番人気でも⑧番ファンディーナは危ないという予想でした。
まぁこんなネタを書いたときに限って⑪番のアルアインが勝ったのですが、皐月賞では中山2000mの実績は必要なく、直近5年の馬券内好走馬は全て東京か阪神での優勝経験がありこれが無かった2頭は弥生賞の優勝馬。
どれにも該当しないファンディーナは危険という予想が当たっていました。
ついでに皐月賞で⑧番枠の優勝馬が本当にいないのか調べました。
1961年⑧シンツバメ、1頭だけいましたがそこまで遡るので単純に不利な枠なのでしょう。
まだ枠番が6枠までしかなかった時代です。
皐月賞の格言 ⑦番天国⑧番地獄としておきます。
書けば破られるかもしれませんがこれだけ来なければ⑧⑨⑩番の軸は避けた方が賢明でしょう。
数字の話をするとオカルトになりますが本来サイコロの出目のように満遍なくなるものが偏るというのはそれなりの要因があると思います。
もう一つだけ付け加えると⑧という数字が皐月賞で不吉な数字という訳ではありません。
本来実力馬が上位に来る皐月賞はほぼ④番人気以内の馬が好走しています。
実際2009年からの12年間で⑦番人気以下が馬券内に好走したの12頭のみ。
2009年 2着トライアンフマーチ⑧番人気
2011年 3着ダノンバラード⑧番人気
2014年 3着ウインフルブルーム⑧番人気
2016年 1着ディーマジェスティ⑧番人気
2017年 1着アルアイン⑨番人気
2018年 1着エポカドーロ⑦番人気
2018年 2着サンリヴァッル⑨番人気
2018年 3着ジェネラーレウーノ⑧番人気
2020年 3着ガロアクリーク⑧番人気
2021年 2着タイトルホルダー⑧番人気
皐月賞では丁度オッズが10倍以上離れる狙える限界点になるのが⑧番人気だったりします。
そしてその穴馬良く来ます。皐月賞は8番を買うより⑧番人気(格言改め)